XSR900は、ヤマハのネオクラシックバイクとして人気のあるモデルですが、一部では「XSR900 かっこ悪い」といった声も聞かれます。
特に、新型モデルのデザインが従来のクラシックな雰囲気から大きく変化したことで、好みが分かれているようです。
「XSR900は不人気なのか?」「新型はダサいのか?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
実際には、デザインの評価や走行性能、用途によって意見が異なります。
本記事では、XSR900のデザインや評判、旧型との違い、カスタムの可能性などを詳しく解説します。
ポイント
- XSR900が「かっこ悪い」と言われる理由が分かる
- 旧型と新型の違いと魅力が分かる
- 走行性能やツーリングの快適性が分かる
- カスタムやマフラー交換の影響が分かる
目次
XSR900 かっこ悪いと言われる理由とは?
- 不人気と言われる背景
- ダサい?デザインの評価
- 旧型はかっこいい?比較してみた
- 速すぎる?その性能とは
- 新型はレッドバロンで買える?
不人気と言われる背景
XSR900は、クラシックなデザインと最新技術を融合させたネオクラシックバイクですが、一部では「不人気」と言われることがあります。
その理由の一つは、デザインの個性が強すぎる点にあります。
特に、新型モデルは従来のクラシックな印象から大きく変化し、未来的なデザインを採用しているため、クラシックバイクらしさを求める層には敬遠されることがあるようです。
また、XSR900のデザインは、カワサキのZ900RSやホンダのCB1100など、他のネオクラシックバイクと比べると、レトロ感が薄く、クラシックバイクを求めるライダーからは「中途半端なスタイル」と評価されることもあります。
さらに、2022年のフルモデルチェンジで大きくデザインが変更されたため、旧型のファンからは「前の方が良かった」との声も聞かれます。
加えて、XSR900は速さや走行性能に重点を置いたモデルであり、ツーリング用途には向かないと感じる人も少なくありません。
積載性が低く、シートも硬めであるため、ロングツーリング派のライダーには不便に感じる要素が多いことも、不人気と言われる要因の一つになっています。
ダサい?デザインの評価
XSR900のデザインに関しては賛否が分かれることが多く、「ダサい」と感じる人もいれば、「かっこいい」と評価する人もいます。
その理由の一つは、新型モデルがこれまでのネオクラシックバイクのイメージから大きく逸脱したデザインになっていることです。
特に、1980年代のレーシングバイクを意識したスタイリングは、一部のライダーには「懐かしくてかっこいい」と感じられる一方で、「現代のネオクラシックとしては違和感がある」との意見もあります。
フロントのデザインに関しても、「ヘッドライトが小さすぎてバランスが悪い」「フレームのデザインがゴチャゴチャしている」といった声が挙がることがあります。
また、XSR900は純正の状態だと無骨な印象を受けるデザインですが、カスタム次第で大きく印象が変わるバイクでもあります。
例えば、ビキニカウルを取り付けたり、シートやハンドルを変更することで、よりクラシックな雰囲気に寄せることができます。
デザインに関しては、純正の状態だけで評価するのではなく、カスタムの可能性も考慮すると良いでしょう。
旧型はかっこいい?比較してみた
XSR900の旧型は、2016年に初代モデルが登場して以来、ネオクラシックバイクとして高い評価を受けていました。
特に、初代モデルは丸みを帯びたクラシカルなタンクデザインと、シンプルなフレーム構造が特徴で、多くのライダーから「かっこいい」と支持されていました。
一方で、新型XSR900はデザインが大きく変更され、1980年代のレーサーレプリカを意識したスタイルになりました。
これにより、旧型のクラシカルな雰囲気を好んでいた人からは、「旧型のほうがバイクらしくてかっこいい」との意見が出ています。
特に、旧型のタンク形状やヘッドライトのデザインを評価する声が多く、新型のシャープなデザインには違和感を覚えるライダーも少なくありません。
ただし、性能面では新型のほうが大幅に進化しており、エンジンのパワーアップやフレーム剛性の向上により、よりスポーティな走りが可能になっています。
そのため、「クラシックなデザインが好きなら旧型」「走りの性能を求めるなら新型」と、好みに応じて選ぶことが大切です。
速すぎる?その性能とは
XSR900は888ccの3気筒エンジンを搭載し、最高出力120PSを発揮します。
このスペックはネイキッドバイクとしては非常に高く、軽量な車体と相まって驚くほどの加速性能を持っています。
そのため、初めて乗るライダーの中には「速すぎる」と感じる人もいるかもしれません。
特に、トルクが豊富で低回転域から力強い加速をするため、慣れていないと扱いにくさを感じることがあります。
スロットルレスポンスも鋭く、無理にアクセルを開けるとホイールスピンやウィリーすることもあるため、慎重な操作が求められます。
ただし、電子制御が充実しており、トラクションコントロールやライドモードの切り替え機能を活用すれば、パワーを抑えて扱いやすくすることも可能です。
そのため、XSR900のパワーを活かしながら、安全に楽しむことができる設計になっています。
高速道路では100km/h巡航でも余裕があり、追い越し時の加速もスムーズです。
新型はレッドバロンで買える?
XSR900の新型は、全国のヤマハ正規販売店やレッドバロンなどのバイクショップで購入することが可能です。
レッドバロンは中古車販売のイメージが強いですが、新車の取り扱いも行っているため、在庫があればすぐに購入できる可能性があります。
ただし、XSR900は人気モデルであるため、新型の在庫が不足していることもあります。
特に、新モデルが発売された直後は需要が高まり、店舗によっては即完売してしまうケースも少なくありません。
事前に最寄りのレッドバロンに問い合わせ、在庫状況を確認するのが良いでしょう。
また、レッドバロンでは独自の保証制度やメンテナンスサービスがあるため、長く安心して乗りたい人にはメリットがあります。
中古の旧型XSR900も取り扱っていることが多いので、新型だけでなく旧型も比較検討したい人には、レッドバロンを訪れる価値があるでしょう。
購入を検討する際は、新車・中古車の在庫状況だけでなく、価格や保証内容も含めてチェックし、自分に最適な条件で購入できるショップを選ぶことが大切です。
XSR900かっこ悪いは本当か?魅力と評価
- 最高速はどれくらい?
- 疲れる?ツーリングの快適性
- マフラーのカスタムで印象は変わる?
- 買って後悔する人の特徴とは?
- カスタムでスタイルを変えられる?
最高速はどれくらい?
XSR900の最高速は公称で約210km/hとされています。
ただし、この数値はメーカーがテスト環境で測定したものであり、一般道で出せる速度ではありません。
特に、日本国内の公道では法定速度が定められているため、最高速を試す機会は限られています。
一方で、高速道路での巡航性能には優れており、100km/hの速度でも余裕を持って走行できます。
3気筒エンジンの特性により、中低速域のトルクが強いため、追い越し時の加速もスムーズです。
そのため、最高速よりも実用的な加速性能の良さが評価されることが多いです。
また、XSR900には電子制御が充実しているため、高速走行時の安定感も確保されています。
クルーズコントロール機能を活用することで、長距離走行時の疲労軽減にもつながります。
最高速にこだわるよりも、公道で快適に走れるかどうかを重視するのが現実的でしょう。
疲れる?ツーリングの快適性
XSR900はスポーティな乗り味を持つネイキッドバイクですが、ツーリングでの快適性には注意が必要です。
特に、長距離走行では疲れやすいと感じるライダーもいます。
その理由の一つとして、前傾気味のライディングポジションが挙げられます。
ネイキッドバイクの中では比較的前傾姿勢が強いため、長時間乗ると手首や肩に負担がかかることがあります。
また、XSR900はカウルがないため、高速走行時には風の影響を強く受けやすいです。
特に100km/hを超える速度での走行では、ライダーが直接風を受けることで体力を消耗しやすくなります。
さらに、シートの硬さも影響し、お尻が痛くなるという声もあります。
特に長時間のツーリングでは、クッション性のあるシートに交換したり、ゲルシートを追加したりすることで快適性を向上させることができます。
また、ビキニカウルやスクリーンを装着することで、風の影響を軽減できるため、高速道路を頻繁に利用するライダーにはおすすめです。
マフラーのカスタムで印象は変わる?
XSR900の純正マフラーは、比較的静かで上品なサウンドですが、社外マフラーに交換することで印象を大きく変えることができます。
特に、音質や見た目の変化を求めるライダーにとって、マフラーカスタムは人気のカスタマイズの一つです。
例えば、アクラポビッチやヨシムラ、スコーピオンなどのメーカーからXSR900用の社外マフラーが販売されています。
これらのマフラーに交換することで、低音の効いた迫力あるエキゾーストノートを楽しめるようになります。
また、純正マフラーに比べて軽量なものが多く、車体の軽量化にもつながるため、取り回しが良くなるというメリットもあります。
ただし、社外マフラーに交換する際は、騒音規制に適合したものを選ぶことが重要です。
音が大きすぎると近隣の迷惑になったり、車検に通らなかったりする可能性があります。
そのため、購入前に適合確認をしっかり行い、バランスの取れたマフラーを選ぶことが大切です。
買って後悔する人の特徴とは?
XSR900は個性的なデザインと高性能なエンジンを備えた魅力的なバイクですが、購入後に後悔する人も少なからず存在します。
その理由の一つとして、「思っていたよりもスポーティすぎた」という声が挙げられます。
XSR900は、クラシックな見た目を持ちながらも、MT-09譲りのパワフルな3気筒エンジンを搭載しています。
そのため、ゆったりとクルージングを楽しみたい人には、想像以上にスポーティな乗り味に感じられることがあります。
特に、スロットルレスポンスが敏感なため、初心者にとっては扱いにくいと感じることもあります。
また、積載性が低いこともデメリットの一つです。
シート下の収納スペースがほとんどなく、荷掛けフックも少ないため、荷物を多く積みたいツーリング派には不便かもしれません。
そのため、トップケースやサイドバッグを装着するなどの対策が必要です。
さらに、シートの硬さや前傾姿勢が影響し、長距離ツーリングでは疲れやすいという声もあります。
快適性を重視するなら、ハンドルやシートの交換、スクリーンの装着などのカスタムを検討すると良いでしょう。
カスタムでスタイルを変えられる?
XSR900はカスタムパーツが豊富にあり、自分好みにスタイルを変えやすいバイクです。
特に、外装カスタムやハンドル周りの変更によって、見た目だけでなく乗り心地も大きく変えることができます。
例えば、ビキニカウルやヘッドライトの交換によって、クラシックなカフェレーサースタイルに寄せることができます。
また、リアフェンダーレスキットを装着することで、すっきりとしたスポーティな印象に仕上げることも可能です。
これにより、純正のスタイルが好みでない人でも、自分だけのデザインに仕上げることができます。
さらに、ハンドルの交換によってライディングポジションを調整することも可能です。
純正のハンドルが遠く感じる場合は、手前に引くタイプのハンドルに変更すると、より快適なライディングポジションを実現できます。
また、シートの交換やサスペンションの調整を行うことで、乗り心地を改善することもできます。
カスタムの幅が広いため、用途や好みに応じて最適なパーツを選ぶことが重要です。
XSR900は、純正のままでも十分魅力的なバイクですが、自分好みにカスタムすることで、さらに愛着の湧く一台に仕上げることができるでしょう。
XSR900 かっこ悪いと言われる理由と魅力の総括
記事のポイントをまとめます。
- XSR900はデザインの個性が強く、好みが分かれる
- 新型はクラシックよりも未来的なデザインを採用
- 旧型はクラシックな雰囲気で、根強い人気がある
- カワサキZ900RSやCB1100と比較されることが多い
- 2022年のモデルチェンジで賛否が分かれた
- 速さと走行性能を重視したバイクである
- 高速道路での巡航性能は優れている
- 長距離ツーリングでは疲れやすいという声もある
- 積載性が低く、荷物の持ち運びには工夫が必要
- マフラーカスタムで見た目やサウンドを変えられる
- 購入後に「想像よりスポーティすぎた」と後悔する人もいる
- XSR900のカスタムパーツは豊富で、個性を出しやすい
- クルーズコントロールなどの電子制御が充実している
- レッドバロンなどの店舗で新型・旧型ともに購入可能
- 見た目の好みが合えば、パワフルで楽しめるバイク